太田さんの熱い思いにとても感動したので、いつでも読み返せるように。
俺ね、これ、本音で言えっつうから言うけど、(太田さんが作詞した)『We are SMAP』ってね、(中略)メロディラインが乗ってんのが来たのが1週間前だよ。俺作詞なんかさ、ほとんどしたことないのに、「えぇ〜!?」つって俺1週間ずーっと聴き続けて、あれ書いたのよ。
で、我ながら、俺あれすごく、実はあのSMAPの『Triangle』が俺大好きで。(中略)『Triangle』のときに、世界の紛争とかそういういわゆる戦争とかそういうのって、全部そのね、乗り越えていこうみたいな、割とそういう平和、まぁ単純な言葉で言うと「皆仲良く平和になりましょう」みたいなメッセージっていうのが、俺らがちょうど『太田総理』とかああいうテレビで番組やってたときに、散々青筋立ててさ、なんだかんだ言っても、全然伝わってる感覚がなくて。
で、そういうときにあの『Triangle』聴いたときに、あっこういうね、SMAPみたいな人たちが、こうやってメロディに、綺麗なメロディに乗せて、歌うと、若い人たちにも、要するに俺が一生懸命政治家と討論してることなんかなんにも伝わんないのに、彼らが、こんなの歴史なんか知らないバカな連中でも、だとしてもだよ、こうやって伝わるんだ!っていうのが、俺はすごく感動して、すごいことだなエンタテインメントっていうか、って思ったわけ。
で、『We are SMAP』を頼まれたときに、俺はああいう歌を作りたいなと思って、それであの歌詞を書いたんですよ。要するにその「ナイフを羽に持ち替えてやっていこうよ」っていう、そういうメッセージをSMAPに歌ってもらうっていうことを思っていて。
俺はなんでそのときに最近思い出したかというと、まさにKing&Princeの舞台を観たときに、あ、ジャニーさんの思っているテーマって、やっぱり俺が思ってたことと間違ってないなって思ったんだよね。
だから、だけどその後SMAPは解散して、で、あの歌はもう二度と歌われることはないのかなと、俺はちょっと。で、しかも最後のアルバムにさ、その人気投票でさ、あの、やったじゃん。あの時にさ、入ってなかった。俺はすごいそれが寂しくて。(中略)
で、そんなことをずーっとどっかには思っていたんだよね。だから、たとえばね、その、まぁ堅いことを言うようだけど、たとえば北朝鮮とか韓国とかさ、今もう色々もめてるじゃない、イスラエルとパレスチナとか。そういうのって、近いとこほど仲悪いじゃん。近隣、隣国だからこそ、同じ民族に我々には見えるのに、仲がうまくいかなかったりするじゃない。で、そういうことってあるんだろうなって思うけど、やっぱりSMAPが仲良くなんないと世界の平和は来ないよなって俺は思うんだ。だってこの5人がだよ、手を組めなかったら、世界の平和なんて無理に決まってんじゃんって思うんだよ。こんだけ同じ釜の飯を食った連中が、ね、もしなんか色々あったらね、一旦は分かれたにしろ、そこが乗り越えらんなかったらなんなんだよっていう。俺はちょっと、そりゃ誰にも言ってない、今日初めて言うんだよ。(中略)俺はこの5人が仲良くしてくんなきゃ、世界へのメッセージは達成されないよってずーっと思ってる。っていうのは一応俺の思いだね。で、それは別に、来年どうしろ再来年どうしろって、世間の連中もすぐ急ぐだろ、そういうんじゃないんだよ。いずれだよいずれ。(中略)
だからそういう思いがあったから、そのキンプリ観たときにあぁやっぱりジャニーさんもおんなじこと思ってんだなって思ったから、俺はなんか大丈夫だな〜って。全然超えられるな、こんなことはって。いずれ、10年後20年後でも良いけど、あんときこうだったねっていうさ、なんか笑って話せるのもね。その先だよ世界平和は。